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GUIDE

窓ガラスは何も貼らなくても設置された環境やエッジのわずかな傷などが原因で、ヒビが入ることがあります。
通常の住宅に多く使用されている5mm程度の透明なガラスならフィルムを貼っても心配はほとんどありませんが、色の濃いフィルムを網入りガラスや着色ガラスなどに施工した場合には、熱割れが発生する可能性があります。当社では事前に熱割れ計算を行ってフィルムの選定、または施工の可否をお伝えいたします。

一般家庭なら窓の大きさ・枚数によりますが、通常は2～4時間程度です。
※既存のフィルム剥離や高所作業などの特殊作業の場合は終日かかることもございます。

結露による水垂れを少なくすることはできますが、完全に防げません。ご了承ください。

日射調整フィルムには夏場の遮熱と冬場の断熱効果の両方を持つフィルムもあります。窓にフィルムを貼ることで窓際と室内の中央部との温度差を低減させ、快適な環境を作れます。

ウインドウフィルムは有害な紫外線を99％以上カットして日焼けや退色を軽減しますが、日焼けは紫外線だけが原因ではないので、完全に日焼けを防げませんのでご了承ください。

耐久年数の目安は内貼で使用した場合は10～15年前後です。
※製品によって耐久性に差がありますので、年数は目安とお考えください。
使用環境が過酷な場合には、寿命が短くなるなどの外観や性能の劣化が生じることがあります。上記年数は保証ではありません。

熱や湿気がこもりやすい環境や結露が発生する場所や、海岸に近い場所などでは通常より劣化が早くなる場合が多いです。

窓フィルムによる飛散防止効果とはガラスが割れた際の破片の飛散・落下を防ぐものですので、ガラス自体の強度を高めて割れなくするものでは決してありません。（現在、割れないガラスはありません）

施工時の水分が施工完了後もしばらくガラスとフィルムの間にわずかに残り、小さな水泡が残ったりフィルム面が曇って見えたりするのが「水残り現象」です、この現象は水分の蒸発とともに消滅しますが、日影や気温が低い場合には1ヶ月～3ヶ月を要することがあります。

フィルム面に硬いものが接触すると表面に傷が付く可能性があります。金属などで引っ掻いたりしないようご注意ください。
フィルム表面にステッカーやシールを貼ったりマジックなどで書いたりしないでください。
※作業後にお渡しするメンテナンスシートに従ってお手入れをしてください。

一部の昆虫には“走光性”と言って、紫外線に引き寄せられる性質があります。
そのため、夜間に室内の蛍光灯から発生する紫外線に引き寄せられて窓に集まります。
フィルムを貼ると、蛍光灯の紫外線が外に漏れないので、カメムシや蛾といった種類の昆虫が窓ガラスに集まりにくくなります。